「ジャンボスイカ」 4カ所で重さ当てクイズとスタンプラリーを実施


 

出品されたジャンボスイカを計量するJA職員ら(8月21日/横手市十文字町/同JA十文字集出荷所で)

出品されたジャンボスイカを計量するJA職員ら(8月21日/横手市十文字町/同JA十文字集出荷所で)

JA秋田ふるさと十文字総合支店は、8月21日から27日までの7日間、「ジャンボスイカ」の重さ当てクイズとスタンプラリーを、横手市十文字町の同JA十文字支店など4カ所で実施している。県内一の出荷量を誇る同JA産スイカをより広く知ってもらおうと、同支店が初めて実施。クイズの正解者上位4人(各会場1人)と、スタンプラリー参加者先着100人には、地場産農産物をプレゼントする。

 

 JAが地域向けに行う支店協同活動の一環として、同支店の職員の発案で実施。同JAが2008年まで11年間行ってきたジャンボスイカコンクールを、地域向けにと復活させた。十文字地区のスイカ農家を対象に、今年5月、同コンクール用スイカの作付けを呼びかけ、30人が飼料用品種「カロライナクロス」を栽培した。

 

クイズなどの実施に先立ち、同支店は21日、その重さを競う「ジャンボスイカコンクール」を同JA十文字出荷所で開き、16人から24点が集結した。農家やJA職員らが2~3人がかりで計量器に載せていき、重量を計測。1位には87.6㌔を記録した斉藤芳昭さん(62)が輝いた。

 

 同日午後からは、2位以下のスイカを①同JA十文字支店、②道の駅十文字「まめでらが~」、③JA‐SS十文字南給油所、④同JA十文字営農資材課の4会場に展示。各会場では重さ当てクイズへの投票のほか、4カ所を巡るスタンプラリーを実施している。スタンプラリーは、各会場備え付けの用紙に全会場で押印してもらい、営農資材課に提出する。

 

 同JA十文字営農資材課の宮川敏課長は「既存の企画でも、地域住民参加型にアレンジすることで交流を深めることができる。支店発信の活動を強化し、地域の独自性を広げていきたい」と話した。

 

 クイズなどの実施の詳細は、同JAホームページで確認できる。

(あ)

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