菊生育順調 「物日需要」出荷強化へ


 

露地ギクの需要期出荷強化に向け、今後の管理のポイントを確認する部会員(6月11日/横手市十文字町で)

露地ギクの需要期出荷強化に向け、今後の管理のポイントを確認する部会員(6月11日/横手市十文字町で)

 JA秋田ふるさと花卉総合部会菊部会は、6月11日、露地ギクの現地検討会を横手市十文字町の2か所の圃場で開いた。5月上旬の定植後、日照が多く、気温も高く推移していることから生育は順調。近年課題となっている盆向けなどの物日需要への出荷量増に向けて、防除対策や開花コントロールの徹底を呼びかけている。

 同部会はこの数年、長雨や猛暑などの異常気象の影響で、盆や彼岸などの物日需要期の出荷に課題が残っていた。特に、年間生産量の6割以上を占める7月末から8月中旬にかけての盆向けでは、定植後の干ばつや7月の長雨の影響で製品率が低下。昨年同時期の出荷量は前年の85%程度にとどまった。

 講習会には、種苗会社や県の担当者、部会員ら50人が参加した。5月中旬以降、気温が高く乾燥傾向で経過していることから、花芽分化は輪ギク、小ギクともにやや早まる可能性がある。開花コントロールの技術を中心に、出荷量や等級の確保に向けた防除と排水対策などについて、丁寧に確認した。担当者らは「生育は例年になく良好に推移している。今後の管理を万全にし、物日需要に応えてほしい」と呼びかけた。

同部会では今年度、キク全体で出荷量740万本(前年比112%)、販売額4億円(同118%)を目指す。

(あ)

 

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