スイカ生育順調  「かん水」「子ヅル本数確保」 「ツル引き」早期実施を


定植後のスイカの生育状況や今後の管理を確認する部会員(5月29日/横手市雄物川町で)

定植後のスイカの生育状況や今後の管理を確認する部会員(5月29日/横手市雄物川町で)

秋田県一のスイカ生産量を誇るJA秋田ふるさと西瓜部会(播磨和宜部会長)は、5月29日、栽培講習会を横手市内2か所の圃場で開き、部会員ら50人が参加した。

4月中旬の定植後、日照時間が多めに確保されたため活着が良く、生育は順調。今後も好天が続き、生育が早まるとみられることから、同部会はかん水や授粉などの早めの実施を呼びかけている。

 県農林部農業振興普及課の担当者を講師に迎え、生育状況や今後の管理のポイントを確認。早出し用として栽培している品種「あきた夏丸」や「祭ばやし」「縞無双(しまむそう)」などのトンネル移動式栽培におけるトンネルの移動方法や授粉、着果後の管理などについて確認した。

 4月中旬に定植したトンネル栽培では、現在子ヅルの伸びか活性化しており、交配は平年よりやや早い5月末から6月初旬頃に開始することが見込まれている。

収穫するスイカの食味や大きさ、収量などの優劣は、今後着果させる子ヅルの生育によって大きく左右することから、県担当者は「かん水の早期実施で干ばつ対策をとるとともに、交配時期までに子ヅルの本数確保とツル引き作業を行い、高品質安定生産を目指してほしい」と指導。

これを受けJA担当者は「田植えと同時期の作業で大変だが、年々高まる当JA産への市場からの期待に応えるために、着実な栽培管理を心がけよう」と呼びかけた。

 同部会は生産者数366人。今年産は7月中旬から8月下旬にかけて出荷予定で、今年度は出荷量7500㌧(前年比119%)、販売額12億円(同109%)を目指している。

(あ)

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