JA秋田ふるさと雄物川CE完成 この秋から稼働


CEの竣工を記念しテープカットを行う関係者ら

CEの竣工を記念しテープカットを行う関係者ら

秋田県内の米生産量第2位のJA秋田ふるさとは、6月12日、新たに横手市雄物川町に建設したカントリーエレベーター(CE)の竣工式を同CEで開いた。既に管内に4地区あるCEと合わせて高品質な米生産を行い、競争力を高める。

管内ではこれまでに平鹿と大雄、十文字の4地区でCEが稼働しており、今回で5施設目。総事業費は約9億6200万円、うち約3億6700万円を国の事業「平成23年度強い農業づくり交付金事業」に基づき行い、残りは市の補助金やJAが負担する。

処理能力は3000㌧、処理面積は407㌶と既存設備とほぼ同じ。大森地区で使っている火力乾燥方式を採用している。処理時間や農家コスト削減のほか、県内ではJAあきた白神に次ぐ2例目となる「乾式集塵(しゅうじん)装置」を採用。荷受けや籾摺り調整などの際に出る粉じんの飛散や臭いを最小限に抑え、近隣住民への配慮も考慮した。

竣工式には、施工業者や行政担当者、JA役職員、組合員ら88人が出席した。各代表者らが神事やテープカットに臨み、竣工を祝った。

高橋慶典組合長は、「地域農家からの強い要望を形にでき嬉しい。同CEの稼働により産米の高品質生産を強化し、消費地からの期待に応えたい」と意気込んだ。

JAでは今年度、一般米(うるち米・もち米、酒造好適米など)や加工用米、政府備蓄米を合わせて出荷契約数量を約5万1000㌧、うち雄物川地区分は約8000㌧の出荷を見込む。

なお、同JAは農家向けの完成内覧会を、6月21日から23日には同地区の農家を対象に、8月下旬には全地区の農家を対象に開く予定。

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