第12回いぶりんピックが開催されました


2月6日、山内いぶりがっこ生産者の会と横手市は
同市山内地域の特産品である「いぶりがっこ」の出来を競う「第12回いぶりんピック」を同市山内公民館で開きました。

市内在住の生産者18人が選手として出場。

同競技はいぶりがっこの品質向上を目的に毎年開催するもので、
天然由来の素材を使い、昔ながらの製法で作る「クラシカル部門」と
いぶりがっこに一工夫加えアレンジした「フリースタイル部門」の2部門に分かれています。

 

市内飲食店関係者など10人が審査員を務め、一品ずつ確かめながら味や香り、見た目、歯ごたえを採点。

「僅差で甲乙つけがたく悩ましい」と、審査に難航。

多くの報道関係の方がいらしていて、(き)、テレビにフレームインしていました。
後日別の取材先で開口一番に「おめ映っでらっけしゃ!!」「見だど!!」 と言われじっとり汗かきました。

 

さて、、本年はいぶりがっこの味の変化を楽しんでもらおうと会場に初めて
「味変コーナー」を設置。パンやクラッカー、クリームチーズ、わさびなどが用意されていました。

 

クラッカーにいぶりがっことクリームチーズ、出すお店が増えましたね。
以前、県外のとある居酒屋に立ち寄ったとき、
お通しでいぶりがっこポテトサラダが出てきて嬉しくなったことを思い出しました。

 

全国区になっていると実感する出来事がもう一つ…
実は、いぶりんピック開催日、福島から訪れたという方がいらしていました。

山内のいぶりがっこに惚れ込んでご自身でも作られたそうですが、
「ご当地、大変な手間と労力をかけて生み出される当地品にはかなわない」と感激された様子。

ありがたや……ファンの方が増えることは嬉しいですね…

当JA直売の会「ふるさと安心畑」からも会員有志12人で作り上げたいぶりがっこをクラシカル部門に出品。
惜しくも今回の入賞は逃しましたが
「販売だけでなく、いぶりがっこを作りたいと考えている次代の担い手に継承する活動もして出品を続けていきたい」
と意気込んでいました。

 

 

同日に秋田大学の「いぶりばでぃ」事業紹介展示や地元保育園の園児たちがいぶりがっこについて学んだり、
真空パック詰めしたいぶりがっこにオリジナルのパッケージを描くなどの体験もありました。

若い人たちにもいぶりがっこが定着しつつありますね。

 

 

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