各種栽培講習会【生産部会ほか】


農閑期の冬だからこそ、
来年度、そしてその先を見据えた生産をするべく
JAや各生産部会、県などが主導で講習会が実施されています。

 

きゅうり部会は、1月17日にきゅうり作付勉強会を開き、県や種苗会社担当者、部会員が参加しました。

佐藤孝弘部会長は、異常気象に見舞われながらも部会員の頑張りと高い栽培技術により、
出荷数量は929㌧(前年対比96.5%)、販売金額は2億6500万円(同100%)を記録したことに触れ、
「講師の方々から新しい技術や品種など知恵を借りながらより良い勉強会としていきたい」と話しました。

  

勉強会では県担当者や種苗会社担当者が講師となり、
来年度産キュウリの生育経過と病害虫の防除について話し、推奨品種の栽培要点や畑の準備、土壌改良について解説しました。

 

 

トマト部会は1月22日に冬季栽培講習会を開き、部会員などが参加。
傳野猛部会長が「来年度に向けて新たな技術を学び、1個でも多くのトマトを生産しよう」とあいさつしました。

  

種苗会社担当者が部会員から事前に質問のあった軟化玉対策の要点などを解説。
講習会では主力品種の「りんか409」と「桃太郎」シリーズの品種特性と来年度に向けた栽培について学びました。

 

1月23日、JAは県平鹿地域振興局農業振興普及課と共同で園芸作物生産拡大推進セミナーを開き、142人が参加しました。
管内での園芸作物振興を図ることを目的に新規就農者や栽培面積拡大を目指す生産者を対象に毎年開催しています。

  

同セミナーでは県担当者とJA営農経済部園芸課職員がアスパラガスやトマト、豆類、ネギ、キャベツなど品目別に時間を区切り、
栽培の基礎と長期安定生産について、定植から収穫までの流れや品目の特性などを解説しました。

 

同セミナーの参加者は「説明を聞き、取り組み方のイメージを持つことができた。良い刺激になった」と話し、
同課の佐藤広貴係長は「セミナーをきっかけとして一人でも多くの生産者が増えることを期待し、園芸品目の生産拡大を図りたい」と意気込みました。

 

 

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