豊作祈願祭【稲作部会 平鹿支部】


JA秋田ふるさと稲作部会平鹿支部は7月2日に豊作祈願祭を開き、部会員20人が参加しました。

里見地区の農産物総合分析センターで神事を行い、
古くより仙北平鹿雄勝地域の農の信仰を集める湯沢市の東鳥海神社にて農産物を供し、
装飾を施した恵比寿俵(えびすだわら)を奉納しました。

7月2日は1年を72分割し、
ほぼ5日間隔で区切った「七十二候」の一つである半夏生(はんげしょう)にあたります。

毎年この時期に水稲の田植えを終え、無事の豊作を祈願しています。

鳥海山に対し東側に位置し山姿が似ていることから、東鳥海山と名付けられ、古くから信仰の対象となっていた東鳥海神社。
由緒は不詳だということですが、延暦年間に坂上田村麻呂が創建したと伝えられています。

中世では小野寺氏から崇敬を受け、近世では佐竹南家の崇敬社として寄進を受けたという歴史があるそうです。
神社仏閣と史跡大好きな私(き)、終始興奮気味で撮影していました。

同祭は合併以前の旧里見農協時代以前から続く行事であることがうかがい知れます。

「お!これはすごい!」と部会員の方が発見したのがこちら!

見にくいですが、「大正13年」と「平鹿郡里見村」の記載が…!

神事をおこなった後に直会(なおらい)を開き、豊作祈願とともに作業の労をねぎらいました。

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