横手産食材100%の学校給食「よこてのごっつぉ給食」を提供


「よこてのごっつぉ給食」について児童らに説明するJA青年部員ら

「よこてのごっつぉ給食」について児童らに説明するJA青年部員ら

今回提供されている横手産100%の学校給食「よこてのごっつぉ給食」

今回提供されている横手産100%の学校給食「よこてのごっつぉ給食」

横手市の子供たちに学校給食でも地場食材のおいしさを感じてもらおうと、JA秋田ふるさと青年部は10月21日から28日にかけて、横手市内の全小中学校を対象に、100%管内産食材を使った1日限定の学校給食「よこてのごっつぉ給食」を提供している。

 

市内の小学校21校、中学校8校の計8000食分の食材を提供。児童や生徒からは「地元でこんなに多くの食材が作られていることに驚いた」「地元のものは新鮮でやっぱりおいしい」など喜びの声が広がっている。

 

ごっつぉ給食は昨年、同JA青年部が横手青年会議所との共催で始め、今年で2回目。今年は横手市教育委員会との共催で実施している。「シルクポークのメンチカツのりんごソースがけ」「季節のゆで野菜」「きのこたっぷりみそ汁」など全6品の献立に使用している食材のうち、ほぼ全量を同部員や同JAの生産部会員らが提供。各学校の同給食提供日には、同部員らが学校を訪れ、横手の農業や地産地消の大切さなどについて説明した後、児童や生徒らとともに給食を味わっている。

 

柿崎和俊部長は10月24日、同部員らとともに市立吉田小学校を訪れ、児童176人と一緒に給食を味わった。柿崎部長は「地元の旬のおいしさを知ることは地元の農業を知ること。今後もおいしく食べることで地元の農業を応援してほしい」と呼びかけた。

 

(高橋)

Comments are closed.