横手市役所増田庁舎内の図書館に併設された「としょかんカフェ」で
横手産リンゴを使用した「りんごとキャラメルのワッフル」が来店者から好評
と、いうことで11月25日に取材に行きました。
カフェを出店した(有)メロニーハウス(潟上市)の瓜生望代表取締役は
「多くの方に食べてもらい、県産農作物を売り込んでいきたい」と意気込みます。
「としょかんカフェ」は県内で初めて公共の図書館に併設されたカフェで今年9月にオープン。
県内屈指の果樹産地である同市を拠点とし、県産食材を使ったメニューを提供。
図書館で借りた本を読みながら食事が可能ということで、来館者や地域住民の憩いの場になっています。
同社は瓜生代表取締役と親交がある横手市大森町のリンゴ農家さんからリンゴをもらい受けたことをきっかけに、
同市産のリンゴを使ったメニューを模索。
リンゴのコンポートを手焼きのワッフルに乗せ、同社製のキャラメルソースとアイスクリームを添えた
「りんごとキャラメルのワッフル」を、 今年商品化することにこぎつけました。
ワッフルは注文を受けてから焼き上げます。
外側はさっくり。内側はふわふわの生地。
リンゴとキャラメルソースとの相性も抜群です。
キャラメルソースでソテーしたリンゴのコンポートは、
生食のリンゴを食べているかのような食感と程よい甘味と酸味がアクセントになっています。
また、スタッフの方がプレートにメッセージや絵をかいてくださるので心が温まります。
ワッフルを食べた地域住民の方は
「地元の食材が使われていることが嬉しい。リンゴのシャキシャキとした食感が良い」と喜んでいました。
同カフェでは同市産をはじめ県産農作物を使ったメニューを開発。
9月のオープン時には同市産と鹿角市産の桃を使用した「桃のワッフル」を提供し、反響を呼びました。
今後も県産農作物をふんだんに使ったメニューを提供する方針です。
同カフェスタッフの沓澤舞さんは
「農家さんが気持ちを込めて作った農産物を多くのお客さんに喜んでいただけるよう提供していきたい」と話していました。
「りんごとキャラメルのワッフル」は秋冬の季節限定で
10月中旬から同カフェほか同社が運営する県内4店舗や県外1店舗の飲食店で提供しています(き)