当JA産ぶどう 佐竹知事に収穫報告を行います


DSCN0270JA秋田ふるさと(本店:横手市駅前町6番22号、代表理事組合長 高橋慶典)は、来たる10月1日、佐竹敬久知事を訪問し、本年産ぶどうの収穫報告を行います。訪問するのは、当JAぶどう無核会(高橋弘会長)生産者ら6人。“種なし・大粒品種”「ピオーネ」「巨峰」「シナノスマイル」「シャインマスカット」の4品種の出来を報告します。

同会が所属する当JAぶどう部会は、生産者数262人。2011年1月の豪雪被害により、横手市ではぶどうだけで約4億円の被害がありましたが、その後の懸命な復旧作業や新植・改植が功を奏し、被害後5割に落ち込んだ出荷量は大きく回復。同部会は今年、被害前の出荷量の8割に当たる620㌧、販売額1億9000万円(被害前の9割)に回復する見込みです。

8月22日から始まったぶどうの出荷は、28日から本格化し、9月8日からは大粒ぶどうの出荷が開始。品質も良好で、同部会では産地の挽回に期待を込めています。

なお、ハイライトは、佐竹知事にぶどうを試食していただく場面です。

 

日時:平成25年10月1日(火)13時~

場所:秋田県庁

主な内容:横手産「種なし大粒ぶどう」の収穫報告・試食会

 

【種なし大粒品種について】

種なし大粒品種は近年、消費者からの需要が高く、同部会では作付けを拡大。中でも、巨峰と同時期に成熟する黄緑色の高級品種「シャインマスカット(※)」のキロ単価は、「巨峰」の2倍強の2000~2500円の高値が期待されることから、当JAぶどう無核会(生産者数80人)では、豪雪被害からの産地復興の足掛かりにしたいと考えています。同品種は2010年から生産を開始し、昨年は新たに1.4haに325本を新植。約3㌧の生産を見込んでいます。

(※「シャインマスカット」:糖度18度以上で酸味が少なく、皮ごと食べられるのが特徴。2006年に品種登録され希少価値が高い。現在は産地リレーで高単価の取引が期待されている)

(高橋)

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