B級グルメの代表格「横手やきそば」  “地元産”の取り組み広がる


横手やきそば用キャベツの収穫を行う自動ら

横手やきそば用キャベツの収穫を行う自動ら

横手市のご当地B級グルメ「横手やきそば」に、地元の小学生が栽培したキャベツや農業生産法人の小麦を使う取り組みが広がっている。今年は両者で栽培量を昨年の4倍以上に増量。今年度は、すでに開催したものも含め県内外10カ所での販売で使用し、まちおこしの連携の深さをPRするなど、付加価値が広がっている。

キャベツを栽培しているのは同市立金沢小学校の児童。同市内の店舗などでつくる「横手やきそば暖簾(のれん)会」(伊藤一男会長)の発案で昨年から始め、JA秋田ふるさと管内の集落営農組織の十二牲(じゅうにしょう)担い手生産組合の指導で取り組んでいる。

今年は学校の園地を広げ、5月から3㌃の園地に「四季どりキャベツ」など3品種、昨年の4倍の400玉を栽培。児童76人が毎日、虫取りや除草、水やりなどの肥培管理を続けてきた。

9月13日、今年2回目の収穫を行い、同会や同生産組合、金沢保育園の園児らとともに20玉のキャベツを収穫。大玉で食感も良好に仕上がった。同会の会員らが、収穫したキャベツを使った焼きそばを振る舞うと、児童らは「すごくおいしい。自慢のキャベツ入が入った横手やきそばを、多くの人に味わってほしい」と目を輝かせた。

また、同市の農事組合法人「塚堀農事生産組合」では、4年前から小麦の試験栽培に着手。今年は「南部小麦」を昨年の4倍となる4㌶に栽培し、収穫した3.5㌧を「横手やきそば」の麺に使うなど、地場農産物の活用が広がっている。

なお、同会は今後、11月9日と10日に愛知県豊川市で開かれるご当地グルメの祭典「第8回B―1グランプリ」をメーンに、両者の農産物を活用する。

 

(高橋)

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