大玉スイカコンクール/優勝は小松田さんの「あきた夏丸」22.78㌔


大きく生長したスイカを一つ一つはかりに載せて計測する部会員

大きく生長したスイカを一つ一つはかりに載せて計測する部会員

JA秋田ふるさと西瓜部会は8月11日、栽培したスイカの重さを競う「大玉スイカコンクール」を同JA里見集出荷所で開いた。15回目の今回は、昨年の記録23.4㌔には届かなかったが、6月以降の干ばつを乗り越えた大玉がそろい、22.78㌔を㌔記録した小松田輝男さん(平鹿地区)の「あきた夏丸」が第1位に輝いた。

 

スイカの出荷最盛期に遊び心のある行事でリフレッシュしようと毎年実施。ピークとなる盆前の出荷を終えた同日は、16人から「あきた夏丸」や「縞無双」「祭りばやし」など計17点の出品があった。部会員らがはかりに載せて計測、出荷規格のうち最も重い6L(12㌔)をはるかに上回る記録が計測されると、部会員からは歓声が上がった。

 

今回で4度目の優勝となる小松田さんは「今年は水不足で栽培に苦労したが、着実に肥大させることができ良かった」と喜んだ。

 

同部会の播磨和宜部会長は「盆以降は比較的出荷が落ち着いてくるが、最後の最後まで気を抜かず、しっかりと高品質生産を続けよう」と呼びかけた。今年は平年並みの7月10日から出荷が開始。9月

上旬にかけて県内や関東、関西など全国市場に7000㌧を出荷し、販売額11億円(前年比4%増)を目指している。

 

(日本農業新聞への送稿記事/あ)

 

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