花き前期販売実績検討会・・・販売額11%増


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花卉総合部会は、9月4日に、8月15日を基準にした前期販売実績検討会を開きました。販売額が、2億8500万円(前年度比11%増)を記録し、生産量494万本(同5%増)、単価も6%増であったことが報告されました。特にユリ類の貢献が顕著で、販売額4000万円(同46%増)、生産量50万本(同22%)であり、単価も20%増と好調でした。

管内の花きの生育は、4月下旬より気象状況が高温少雨で経過した影響を受け、全体的に伸長抑制の傾向。

生産量全体の7割を占める菊類は、今年の定植後の潅水を積極的に行いましたが、6月中旬からの降雨不足により、草丈は7月上旬より平年を下回る状況となりました。また、乾燥により花芽分化や出蕾も早く、出蕾以降の降雨と日照量の多い気象が、花蕾の発達を促進させました。その結果、輪菊(精菱)の出荷が、7月下旬から8月初めと盆向けの物日需要よりも大幅に前進させてしまいました。

前期販売実績検討会には、県や市場担当者、部会員ら63人が参加しました。市場担当者は「菊類に関して、生育の前進傾向により、お盆の物日需要に合わなかったことが残念。市場の期待に添う努力をお願いしたい」と話しました。鈴木禎得総合部会長は「物日需要を見据えた栽培管理体制の強化で、市場の期待に応えたい」と意気込みました。

また、同部会では、今後防除対策の徹底などによる高品質安定生産を維持し、物日需要である彼岸向けの菊類を中心に、栽培管理の徹底を呼びかけていきます。(か)

今年はすべての農作物が前進傾向でしたね!これも異常気象のせいでしょうか?このような状況が続くのでしょうか?9月になり、すでに冬の雪を心配しています。。。(o´_`o)ハァ・・・

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