【ニュース】 スターチス品質良好 防除徹底と適期収穫を


スターチスの出荷規格について確認する部会員

スターチスの出荷規格について確認する部会員

JA秋田ふるさと花卉総合部会ユリ洋花部会は、5月14日、目ぞろえ会を同JA雄物川集出荷所で開いた。

5月10日から開始した出荷は、今月下旬から本格化する。生育は順調で品質は良好。好天の影響で生長が前進しているため、同部会では防除の徹底と適期収穫による製品率の向上を呼びかけている。

11人が参加し、ピンク系品種「チャーミーピンク」や紫系の「ネオアラビアン」などを前に、等級や出荷規格などを確認した。花の形状や着色、草姿全体のバランスも良く、品質は良好だ。

スターチスの特長である萼(がく)を長く楽しんでもらうため、切り前(収穫適期)を満開状態とすることなどを確認。4月下旬以降の好天で生育が平年よりも1週間ほど前進していることから、同部会の高橋茂樹副部会長は「収穫適期を逃さないように注意してほしい」と呼びかけた。

また、一部圃場ではアブラムシの発生も見られるため、防除も徹底し、製品率向上を図ることを確認した。

 

同部会では7月中旬にかけて、県内や関東市場に出荷する。今年度は出荷量9万本(前年比106%)、販売額540万円(同109%)を目指している。

(あ/日本農業新聞への送稿記事)

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