Archive for 7月, 2018

ちゃぐりんフェスタ2018を開催!【青年部・女性部】

JA秋田ふるさと青年部・女性部は7月22日、管内地域の子どもたちに食料や農業、農村の大切さを知ってもらおうと
「ちゃぐりんフェスタ2018」を開き、小学生や保護者など31組70人が参加。
JA20周年記念企画の一環です。牛の搾乳や野菜の収穫、料理教室、食農クイズなどの体験を行い、学びを深めました。

「あっちぃ・・・」 そんな台詞が聞こえてくる写真です。
当日は9時前で30℃に差し迫る暑さ。

 

牛さんが平鹿支店駐車場に姿を現しました。見事なカメラ目線。わかっていらっしゃる。

「いのち」の大切さを学ぶ「わくわくモーモー体験!」。
子どもたちは牛の鳴き声や大きさに驚いた様子でしたが、酪農家さんのアドバイスを受けて笑顔で搾乳を体験しました。
途中、牛さんがお漏らしになった場面もあり、「すごーい!」と大歓声を上げた子どもたち。

「みんなもおしっこするでしょう?牛だって、生きているからおしっこするんだよ」と酪農家さん。

牛さんの妊娠周期は人間とほぼ一緒。子どもを出産してお乳が出ます。
雌牛からは乳をいただき、雄牛からは肉をいただいています。

私たちが普段飲んでいる牛乳や牛肉は当然、牛さんから頂戴したもの。

「こうやって搾るんだよ」とジェスチャーで子どもたちに教える青年部の鎌田副部長。
みんな上手にできていました。「いっぱい搾れてよかった」と感想を話した子どもたち。

命をいただいていることをみんなに知ってもらえて良かったです。

 

次に「農」の大切さを学ぶ収穫体験!
3組に分かれて青年部員の圃場でシイタケやホウレンソウ、キュウリの収穫体験を行いました。

 

「シイタケ班」は高橋司さん(平鹿)のハウスで収穫体験!
ハウスの中は暑いんじゃないか……そう想像していたら、涼しくてびっくり!
自然に生えているきのこがおいしい時季は秋から冬。
だから、秋の気候に合わせた温度管理をしているそうなんです。

大きいシイタケ、たくさん収穫できたよ!お料理するのが楽しみだね。

 

 

「ホウレンソウ班」は館合ファーム(雄物川)で収穫体験!
「緑のじゅうたん」がハウスいっぱいに広がっています。

お兄さんから収穫の仕方を教わっていざ収穫。楽しくて夢中になってしまうね。

 

「キュウリ班」はメガファーム(十文字)で収穫体験!
つるがくるくるしていて「キュウリのトンネルだね!」と話していた子も。

そのトンネルからキュウリを探し出してあっと言う間に収穫。
大きいのも小さいのもあって個性が光ります。

 

今年入組したフレッシュな青年部事務局の2人。爽やかですね!
左の彼は「畑のカルシウム」。右の彼は「タチガレファイト」。

示し合わせたかのように肥料名と農薬名の刺繍が入ったポロシャツを着ています。さすが営農担当!

 

 

お次は「食」を学ぶ「こども料理教室」!

収穫した野菜を使った「しいたけ焼き」や「ほうれん草のナムル」、秋田県の伝統食である「冷や汁」などを子どもたちと女性部員で作りました。
「しいたけ焼き」にはチーズをたっぷり。おしょうゆを一刺し。まるでステーキのような肉厚さ。
「ほうれん草のナムル」にはゴマをたっぷり和えて。つまみ食いしている班も発見しました。味見が止まらなくなっていましたね。
「冷や汁」は暑いときに食べるほどおいしい(と知ったのは私もごく最近)です。
キュウリには体を冷やす作用があって、味噌汁で塩分補給もできます。これで夏バテ知らずです。

 

出来上がった料理を参加者全員で実食。いろんな具をのせてカップ寿司を楽しみました。
ミニトマトは横手市実験農場さんからいただきました!
赤や緑の定番カラーだけでなく、黄色や茶色がかった色のミニトマトが並びました。贅沢の極み。

 

まるでパフェのようなカップ寿司!保護者の方から借りて写真を撮影させていただきました。

6Lの大玉スイカを切り分ける実演も行いました。
スイカを切る久米おにいさん。固唾をのんで見守る子どもたち。

おにいさんが包丁を入れる度に会場は大歓声に包まれました。
多分、この日一番盛り上がったのではないでしょうか。

 

大人も子供たちもこの笑顔。
大きいから余計に興奮してしまうよね。甘くておいしいスイカでした。

 

食後は「食農クイズ」!印象に残った問題をピックアップします。

・「お米を洗うと出てくるのは――」 「とぎ汁」か「とん汁」か
「舐めてるのか―?」「とん汁だったらみそ汁(おかず)作る手間が省けて嬉しいな」そんな声も聞こえてきました。

・「スイカの90%は――」 「水分」か「種」か
西瓜部会の副部会長も務める佐藤部長は「僕の愛情です!」と話していました。生産者の愛情が詰まっていることは間違いない。

・「サツマイモはどこの国から来たのか――」 「中国」か「インド」か
ここで参加者のみなさんの手が止まりました。
久米おにいさんは「ええっ!薩摩国じゃないの?!」と叫んでいました。

私もそう思いました。大河ドラマの見すぎでしょうか。

 

解説するのは予備校の先生に見える小松副部長。いつだかもこんな場面があったような。
分かりやすい解説で
「サツマイモはどこから来たのか、ということですが薩摩国ではないのか、という声がありました」と即座に笑いに。

 

参加者にはJAグループの雑誌「ちゃぐりん」や管内産の農産物などをプレゼントしました!

 

同企画を振り返り、
女性部の神谷部長は「収穫された農産物が食べ物となって体を作る基本になることをこれからも学んでもらいたい」と感想を話し、
青年部の佐藤部長は「参加者の皆さんに楽しんでもらえて良かった。今回の体験で子どもたちの中から農業に興味を持ってくれる子がいたら嬉しい」と笑顔で話していました。

取材させていただいた側も勉強させていただきました。
ありがとうございました!(き)

 

 

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JA夏まつり盛大に開催!【横手支店・横手営農センター】

  

JA秋田ふるさと横手支店は7月21日、横手支店駐車場でJA夏まつりを開きました。
組合員や地域住民との親睦を深める支店協同活動の一環で実施するもので地域住民など約300人が来場しました。
開催を知らせる花火が打ちあがりました!炭焼き職人さんが炎天下の中、頑張っています。
 

会場にはたくさんの屋台が並びます。これは田園ハムの切落とし。
暑いこの時期は、ほどよい塩味でビー・・・麦茶が進んでしまうおいしさ。お歳暮でもなかなか見ない大きさですね。
「ハムの人」も驚くのではないでしょうか。

 

おいしそうなホルモン煮。これまた麦茶が進みそう。
音響さんも暑い中お疲れ様です。

 

言わずと知れた「横手やきそば」。横手支店の道路をはさんで向こう側にある
石谷製麺さんに作っていただいております。

そして、ビー・・・麦茶のお供、枝豆。
釣りキチ三平印でお馴染みのこの袋。耐熱性があり、ジッパーを少しだけ開けて水を入れ、
レンジでチンすると時短で枝豆が食べられるそうです。今度やってみよう。

 

また、「民謡日本一」の歌手である「花ちゃん」こと小野花子さんをゲストに迎え、民謡ショーを開催。
小野さんは「秋田長持唄」などを披露し、力強い歌声で来場者を魅了しました。

 

カメラマン発見!

地場農産物やAコープ商品が当たる大抽選会も開催!

目玉はふるさと産のスイカです。子どもたちが引き当てました!
「たなげるが?」と語り掛ける副組合長
司会がすかさず「『たなげるが?』って分かるかな?」と突っ込み。 ※秋田弁で「持てるかな?」の意

 

会場は大歓声に包まれました。

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7月20日は○○の日!【西瓜部会】

今日は何の日ふっふ~ん、ということで
「土用の丑の日」ですね!

「我が家では鰻を食べるのよ」という、そこの奥様!旦那様!
もう一つ「○○の日」があることをご存じでしょうか。

今日7月20日は語呂が720(なつまる)で「あきた夏丸の日」。
JAは出荷を本格化させ「あきた夏丸の日」販売促進につなげたいと考えております!

 

西瓜(すいか)部会は昨日7月19日、平成30年産スイカの出発式を雄物川集出荷所で開きました。
トラックには主力であり県オリジナル品種の「あきた夏丸」シリーズの「あきた夏丸チッチェ」などが積まれ、
ドライバーへJA全農あきた青果物キャンペーンレディ「ミスフレッシュ」による花束の贈呈を行いました。

同JA産のスイカは県内生産量の7割以上を占めています。

 

今年産のスイカの生育は6月の低温や強風による影響が懸念されましたが、
適度な降水と日差しに恵まれ、甘みやシャリ感とも上々の出来です!

出発式には生産者のほか県や市、JA担当者など30人が出席。
試食用の「あきた夏丸」シリーズ全てが糖度12度を超え、小玉品種「あきた夏丸チッチェ」の糖度は15度を記録!
ミスフレッシュの2人が振る舞い、参加者からは「とても甘くておいしい」と好評でした。

今年度、同部会は出荷量6000㌧、販売額11億4200万円を目指します。
佐々木徹部会長は「生産者が一玉一玉愛情を込めて育てたスイカ。
目一杯出荷して多くの皆さんに味わってもらいたい」と意気込みました。

 

今年、陳列されていたスイカの中に「ふるさと」の「ふ」、そしてパッケージの「夏」
カービングを施したスイカが!誰ぞプロの方がいらっしゃるのかと思いきや、
JA園芸課の職員が彫ったそうです。超大作です。

あとでスタッフがいただくに忍びないですね。

 

市場へ向け出発する10㌧トラックを前に、
今シーズンの集出荷作業の安全と目標販売額の達成などを祈念し、神事とテープカットを行いました。

出荷は7月中旬から8月下旬にかけて、
県内や関東、関西など全国22市場に出荷する予定です。

 「チッチェ」の箱はリニューアル!「ち」がかわいいデザインです。

 

「いつも手しかテレビに映らない」と話していた園芸課担当(現果樹課担当)は
今年も期待通り「手タレ」として映っていました。

「はい!今、切るよ!」と報道関係者様に向けて声を掛けると
シャッター音、RECのランプが点灯。流石です。

紅に染まった果肉が現れて…

お見事!撮れ高ばっちりですね!!

そして、炎天下の中、田んぼの前に立っていただいたミスフレッシュのお2人。
JA秋田ふるさと産のスイカをバッチリ宣伝いただきました。

ありがとうございます!

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防災意識を高める【青年部】横手市と協定締結

6月28日以降に発生しました「平成30年7月豪雨」により亡くなられた方々に心よりご冥福申し上げますとともに
被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

管内でも昨年7月22日から23日にかけて豪雨が発生しました。
その際、被災地域でボランティア活動を行ったよこて市商工会青年部が、
有事における市や市民との連携強化を意識。災害時、協力体制を強化することにより
効率の良い支援活動ができるものとして横手市に提案し、同青年部に呼応した一般社団法人横手青年会議所と
横手商工会議所青年部、JA秋田ふるさと青年部の4団体の「災害時における支援活動に関する協定」締結が実現しました。

この協定は災害時の情報開示や救護活動の支援、救援物資の調達・配給活動の支援、
清掃・防疫の支援のほか平時における防災事業への協力などを目的としています。

 

7月10日に開いた締結式には横手市の髙橋大市長や各団体の代表者が出席。

髙橋市長は「地域の地理や人に明るい若手リーダーとして
活躍する皆さんの崇高なご協力の意思に対して感謝申し上げたい」と謝意を述べました。

JA青年部の佐藤保部長は、昨年発生した豪雨による農業作物被害について触れ、
「自分たちの有する水利や土地勘など農業に携わる者が熟知している情報を他団体の皆さんと共有することで
自治体として大きな災害を防ぐことができると考える。平時にも防災意識を高められるよう尽力していきたい」と意気込みました。

 

甚大な災害が各地で起こり得ることを常に想定し、円滑な人的支援体制の構築を図ること、
そして、 日頃から防災意識を高める必要性を痛感しました (き)

 

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